サイバーパンクの服装は、黒いコートや光る小物だけではありません。仕事、移動する場所の気候、買い替えられる余裕、入れる建物なども示せます。衣服は世界を生きるための道具として描かれると面白くなります。

服には生活の情報がある

配達員は雨にさらされる地区を行き来するため、修理した防水の上着を着るかもしれません。技術者は正規の修理が受けられない場所で、道具を持ち歩くかもしれません。企業の職員は、仕事の外でも身分証を見えるよう求められるかもしれません。これらは架空の例で、唯一の「正しい」衣装を決めるものではありません。

服は人が自分で選ぶ表現にもなります。制服を少し変え、材料を再利用し、仲間にだけ分かる印を付ける。魅力的な見た目も、単なる色の資料ではなく、その人の文化と選択に結びつきます。

扉の前で何が起こるか

服は自己表現であると同時に、通行証のように働くこともあります。配達員の制服なら通用口には入れても、住宅の入口では警備員に疑われるかもしれません。上着を裏返せば他人の見方は変わりますが、扉を管理するアカウントの規則までは変わりません。見た目の力と制度の力を分けて描けます。

継ぎ当てた袖には高価な服を長く使った時間が、借りた名札には一時的な協力関係が表れます。色や形だけに人物の意味を背負わせず、衣服に履歴を持たせられます。

人を背景の飾りにしない